書けなかった。
年末年始、色々あった。
色々あり過ぎて、頭がグルグルしてまとまらなかった。
でも、それでもブログ書いておけば良かったのかもしれない。その時の自分を、その時出てきた言葉をそのまま。
記憶というのはアテにならない。色々あったと言いつつも、詳細なものは抜け落ちてしまっているから。特にうつになってからは、記憶というものがなぜか定着しない。ツマだけかもしれないが、出来事がそのままそっくりなくなっていることがある。
オットちゃんに「何処どこで〇〇したでしょ」と言われても「う…うん、そー…だったねぇ…」と申し訳ないのだが曖昧な答えしかできず、実に可哀想である。
この年末年始中、根深く残っているのはお姑さんが言った
「ほんとに、しょーもないねぇ」
の一言。
ちなみに、しょーもないとは“どうしようもない奴”と言われてるようなものである。
ツマが庭で洗濯物を干してると隣からお姑さんが「どうだい体調は?」と聞いてきた。うつについてはオットちゃんからある程度話は行っている。
「身体に色々症状が出ちゃってて…すみません、どうしようもないですよね…」と答えた後のお姑さんの一言だ。
その後、ツマは苦笑いのまま顔が固まり、年末年始も隣すら行かず、年始の挨拶すら
していない。
もちろん、大した意味もなく発せられた一言なのかもしれないが、けっこうグサリと刺さった。
洗濯物も、干すときはまるで人目につかないように家の中から近所を見回して、誰もいない事を確認しないと出られなくなっている。
なぜ自分の家で、そんな事をしなきゃいけないのかバカバカしいが、とにかく人に会って「体調悪いの?」「仕事休みなの?」という会話になってしまうのが嫌なのだ。
そもそも、うつの人に「体調どう?」と聞くのはどうかと思うが。そう聞かれても、どう答えていいかわからない。本人が1番、この症状は何なんだと思っているからだ。出来れば、何も詮索されたくない。
もう一つは、ここ何週間かのコドモたちの成長。
休み中、2回だけ一緒に近所の公園に遊びに行けた。とても晴れていて穏やかだった。数週間のうちに、ニィニもリョーちゃんも、それぞれに出来ることが増えていた。成長の嬉しさと同時に、情けなくなってしまった。母として、たくさん遊んであげられていないことに。
普段、家事を済ませるのに費やしている時間を、なるべくコドモたちと接する時間にしようと思った。
全部、ちゃんと出来なくていいんだ…適当でも、今のコドモたちの顔をちゃんと見なきゃ。そう思った。
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