ツマのうつ日記

うつ歴7年になるツマの日記です。オットちゃんに支えられながらも未だにうつから脱出できず。日々の出来事や感じる事、素直に書いてみようと思いました。

休職2週間目

うつが悪化して仕事を休んでから、早2週間。

社長には、とりあえず2週間休みを下さいと言って休んだ。2週間とは言ったが、2週間で良くなる筈もなく、休んだ日から何も変わらない。

しかし、とりあえず今後どうするかを考えたかったのだ。仕事は辞めたくない。ただでさえ、小さい子を抱え3人の子持ち、おじいちゃんおばあちゃんの助けもないツマは、仕事を探す事さえ厳しい。それに、ツマは今の仕事が好きだ。体力・精神共に大変だがやり甲斐はある。

そして何よりも、上司の理解がある。



今日社長と電話をした。

社長はうつを経験したことがある。なので、1から10まで説明しなくてもわかってくれる。

そして、ツマの事を行く行くは必ず社員に、とまで言ってくれている。とにかく今はパートとして在籍し、出られる時に出てきてくれればいいと言ってくれた。



入社してから、ツマは期待に応えようと一生懸命働いた。評価してもらえる事がすごく嬉しかった。多少オーバーワークでも、ギリギリまで頑張った。それが良くなかったのか、わからないが・・・それでも、ツマを信用して治るのを待っていてくれる環境があるということは、本当に感謝しきれないくらい有り難い。

今は充電期間。周りに甘えても、いいんだ・・・そう思ったら、少し肩の力が抜けた。




今回は、誤魔化さずきちんと治そう。

自分のためにも、待っていてくれる人のたにも。




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憂鬱

うつって何でこんなに身体が動かないんだろう。外に出たくないんだろう。


ツマの家の周りは、いわゆる昔からの“ご近所さん”付き合いがある。よって、じいさんばあさんばかり。ツマみたいな勤め人世代が何日か車が家にあると、すぐに“あそこの嫁さんどうしたの?”という噂が立つ。

もちろん、隣のお姑さんもそうだ。ツマの車の音もチェックしている。なので、ツマは洗濯物を外に干すのもためらうのだ。


昨日、隣の庭にお姑さんがいない事を確かめ外で洗濯物を干していると、すかさずお姑さんが出てきて、「どうだい?」と聞かれた。(ツマのうつの事はオットちゃんからある程度聞いている)

「なんだか体に色々と出てきちゃって・・・どうしようもないですね(苦笑)」と苦し紛れに答えたら、

「ほんと、しょーもないねぇ」と言われてしまった。ちなみに、ダメなヤツと言われているようなものである。

ツマは返事も出来ず、ただ引きつった顔を背けるしかなかった。こういうほんの些細な言葉が、刺さる。



オットちゃんには、「規則正しい生活リズムで過ごすことが大切らしいよ」と、ネットで拾った最もな意見を言われた。

そりゃあね、ツマだって規則正しく生活したいよ。むしろ、それが出来るならうつの程度は軽いと言える。

ネットで色々と調べることはいいのだが、うつとは人それぞれ症状が違う。

ツマも今、何年か前のうつの時とは全く違った症状が身体に出ている。


まず、体の内側からくるような震え。熱が出た時の寒気と似ているが、もちろん熱はない。つい先日、夜中に震えで目が覚めた。歯までガチガチ言う程の全身の震え。なのに、寒くない。そして、暑くもないのに起きると汗ビッショリだった。

そう、ここ何日か汗ビッショリになる。

昨日の夜はすごく寒かったのに、汗だけはビッショリなのだ。こんな事今までなかった。


それから目眩や吐き気。食欲も全く無かったり、逆に食べ出したら胃が苦しいのにまだ食べたかったり。


ツマ自身、毎日変化に戸惑うのに、ありふふれた解決策を言われても改善しないのだ。まぁ、オットちゃんからすれば、どうにかしたい気持ちはわかるが・・・。



オットちゃんの負担が大きくなってから、やはりストレスが増えてきたようだ。

あからさまに、ため息が多い。ストレスが増えると、オットちゃんは機嫌が悪くなったり表情が恐くなったり、言葉にトゲがあったり、動作が雑になったりする。

ツマは、その“音と空気”が嫌いだ。

せわしなく動いている音や、食器や物が雑に置かれる音、ため息の音。それらは、ツマには恐怖の音に聞こえる。動悸がしてくる。ツマのせいだ、と。

そして、言葉は話している本人が思っている以上に、心を表してくる。

よく、うつになると“考え過ぎないほうがいいよ”と言われるが、むしろ逆だ。ちゃんと考えられないのだ。色んなものが頭でゴチャゴチャに動いている。そして、色んな事に敏感になってしまう。心も体も、本人の意思ではどうにもならないから困るのだ。


それが、傍から見ると怠けていたり、やる気がないようにしか見えないから辛い。どうしたってうつが長引くと、周りはそう感じてしまう。やっかいだな・・・。




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ツマの恐怖

うつって、なった人にしかわからない。と皆口を揃えて言う。


そりゃ、そうだ。

自分自身でもよくわからない病気なのに、他の人にわかるはずが無い。

だって、例えばツマにはガンにかかった人の全てはわからない。痛みだって気持ちだって、わからない。本人以外は、想像して寄り添ってみることしか出来ない。

そう考えたら、うつが他の人にわからなくても当たり前のこと。

だから、傷つく事を言われても仕方が無いと思う。悲しいけれど、その人の価値観や考え方を否定することは出来ない。色々と言われたり周りの視線が恐い時もあるけれど、ツマにはそれよりも恐いことがある。


それは、自分がわからなくなること。

自分をどんどん嫌いになってしまうこと。

このまま、ガラスの箱から出られなかったらどうしようということ。


ツマには、うつが、硝子の箱に感じる。

何をするにも、そこに1枚の硝子を通しているみたいなのだ。硝子で出来た箱の中、そこに自分がいる。身体が閉じ込められている。そんな感じなのだ。


この日記を読んで下さっている皆さんは、何が恐いですか?

うつの自分、今の自分、認めてあげること出来ますか?


ツマはまだ、認めたくない気持ちが強いです。自分はこんなはずじゃない、そう抵抗しています。焦り、不安、悔しさ、無気力・・・色んなものが入り混じって身体が震えます。



昨日は、たくさん、たくさん、コドモたちを抱きしめました。柔らかくて暖かくて小さくて。何度も、何度も、「大好きだよ」と言いました。うつになったからわかることもあります。日常は、当たり前じゃないということ。家も、着るものも、ご飯も、お風呂も。家族と居ることも。

うつになる前は、“支えなきゃ”と思っていたこと。実は、“支えられているんだ”ということ。

だからツマは、自分を嫌いになってしまうことが1番恐いんです。





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