ツマ、本日朝から動けず・・・。
ニィ二とリョーちゃんの保育園をオットちゃんに任せる。
オットちゃんは、ツマのうつを知ってコドモが増えてから変わった。以前はご飯から何から何までツマがやってた。それが、食器洗いをするようになり、アイロンをかけられるようになり、今では朝ご飯まで作ってくれる。機嫌が悪くイライラしてる時以外は、ツマには勿体無いくらい、出来たオットちゃんなのだ。
オットちゃんが「ツマ、どうした。」
と気が付いた時、すでに遅し。ツマはこれまで、張り詰めた糸が切れては結びをくり返していたが、とうとう結べなくなってしまっていた。
仕事の顔、妻の顔、母の顔、自分でも気づかないうちにそれぞれに“顔”を作っていたようだ。もちろん日常、誰しも顔を作るだろう。ツマの場合、そこに無理と歪みが生じ、本当の自分がわからなくなっていた。
「どうしたの?何か原因があったの?」
と聞かれても、ツマ自身わからないのだから答えようがない。
ツマの場合、突発的な原因がなく、日々積み重なっていく。元々仕事でも家庭でもギリギリまで頑張ってしまう性格。知らずに無理が生じる。それをうまく話せない。
「オットちゃん・・・辛い。せっかく治りかけてたのに。仕事も起動に乗ってたのに。・・・悔しい。
ごめんね、私今何も出来ない。ごめんなさい。」
そう言うのが精いっぱいで、泣き崩れた。
そのうち過呼吸になってしまった。
オットちゃんは、「よく話してくれたね、ありがとう。大丈夫、ずっとそばにいるから。甘えていいんだよ。ツマのせいじゃない、これは病気がツマをそうさせてるんだよ。ゆっくり治していこう」
そう言ってくれた。オットちゃんも辛いだろうな。仕事でのストレスや疲れを抱え、家に帰ればうつのツマがいて、下2人のコドモたちはまだ幼い。仕事を調整するのも大変だろう。考えただけでも、申し訳なくて居た堪れない。
けれど・・・オットちゃんがいてくれて良かった。色々とあったけど、これからも迷惑かけるけど、ツマをよろしくお願いします。